2005年07月11日

クロード・シモン、亡くなる

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/fu/news/20050710k0000m060105000c.html
『フランドルへの道』はわたくしにいわせれば典型的な印象派幻想小説ですが、その訳者、平岡篤頼氏もこのあいだ亡くなったばかり。
ずいぶん前にNHK教育で見たロブ=グリエと平岡氏の対談が可笑しかったので、そのことを書こうとずっと思っているのだが、めんどくさいのでまた今度。
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むしろこの20年が異常だったのだ ↓

米映画界は20年来の不入り=観客はリメークや続編に失望
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050710-00000028-jij-ent

ネタ切れはずいぶん前から露骨に明らかだったのに、今までよく客が入っていたなあってことのほうが不思議。
100億つぎこんで200億バックをもくろむようなやり方はいつか無理がくるでしょうよ。ネタなんていくらでもあると思うんですが(原作に使えそうな小説は世の中に何千何万とあるはず)、何十億ドル単位の儲けを計算できるようなネタとなるとリメイクや続篇になっちゃうってことでしょうね。
こんど香港映画『インファナル・アフェア』をハリウッドでリメイクするそうですが、あれに馬鹿高いリメイク権料払うぐらいならロバート・リテルのスパイ小説でも映画化したほうが安上がりなのに。冷戦の背景が古いというならギャングの世界にでも設定をおきかえて。『インファナル・アフェア』は香港のやつをそのまま見たほうが面白いでしょう。
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2005年06月29日

宇宙人目撃画像ではない

文字絵エディターというソフトで遊んでみました。
「画像を読み込んで、簡単に文字絵(アスキーアート)を作成できるソフト」です。
Sharapova.jpg
ちなみにこれはシャラポワです。いまいちです。
出力はテキスト形式なんですが、ここに載せると崩れるおそれがあるためイメージファイルにしてあります。
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2005年06月28日

HARPER

先週の明石家電視台をビデオで見ていたら、番組の最後で「ナムロあみえ」に扮した間寛平が出てきて、バックの「スーパーモンキーズ」(ぬいぐるみの猿4匹)の面々を紹介。その名前が「ジュネット・マイケル」「スミス」「ジェシカ・ハーパー」「まさお」。適当にその場の思いつきの外人の名前を言って最後はベタな日本人名で落とすというあれなんですが、しかしなぜジェシカ・ハーパー? 間寛平は好きな映画が『ロボコップ2』だし、なんだか妙にマニアックです。
ちなみに村上ショージが「最近見た映画」「最近感動した映画」は、常に『Uボート』(20年前から)。
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2005年06月27日

幻想と怪奇

ミステリマガジン最新8月号は夏の恒例「幻想と怪奇特集」。
掲載作品はチャールズ・ボーモントやゼナ・ヘンダースンといった懐かしい名前から、おなじみエドワード・D・ホック、そしてバリバリの新しい作家たちまで、怒涛の尾之上浩司訳!(本当にお疲れ様でした)
その尾之上大先生による「”奇妙な味”ベスト100」には最多の8冊エントリーしている作家が2人いますね。あの人とあの人、なるほどなるほど。どっちかというと60年代SFを代表する短篇集といったほうがいいかもしれない『世界の中心で愛を叫んだけもの』でエントリーのハーラン・エリスンは、本当なら”異色短篇集”と呼ぶにもっとふさわしいものがあるはずなんだけど、アンソロジー以外ではこれしか単行本の邦訳がないですもんね(理不尽である)。今は亡き講談社文庫『世界ショートショート傑作選』『海外SF傑作選』なんかもフォロウしてあって嬉しい(今の中学生や高校生はこれらを夏休みに読むという経験ができないのか・・・)。
ジョン・コリアからリチャード・マシスンの息子までフォロウしている「新旧異色作家30傑」というコーナーには並木郎という人も少しだけ書いています。
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2005年04月24日

ラングレン&スプリンガー&フューリー

前記事のコメントでふぃにい先生に教えていただいた情報によると、ドルフ・ラングレンの最新作は自ら監督・主演した『ディフェンダー』(日本ではもうじきビデオ/DVD発売予定)。
http://us.imdb.com/title/tt0402127/
ジェリー・スプリンガー(あの「ジェリー・スプリンガー・ショー」の)がアメリカ大統領というわけのわからない配役になっています。
で、その次に予定されている"The Mechanik"もラングレン監督・主演作みたいですが、その次の"The Controller"の監督はシドニー・J・フューリーがクレジットされていますね。しかもよく見たら『ディフェンダー』にもspecial thanksでクレジットされている……なんか妙なハリウッド交友地図が形作られている模様。
このリストを見ると、『国際諜報局』のころは立派な監督だったのに(『シェラマドレの決斗』も見たはずだが中味をまったくおぼえていない。『裸のランナー』は『国際諜報局』ほどではないけどそこそこ面白かった)、70年代の『黄金のプロジェクター』あたりからどんどんB級化していっていますね(『黄金のプロジェクター』自体はけっこう好きなんですが、どこからどう見てもB級活劇以外の何ものでもありません)。
マイケル・ケインは彼に映画の作法を教わったと言っていたのに……。
教わったがゆえに……?
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2005年04月08日

すぐ犯人がわかる推理小説

「泥棒型バッグ」から思いついたんですが、「まさか、あのときのスポーツバッグがエスパー伊東だったとは!」という真相なら実際にありそうだ。誰かエスパー伊東を犯人に設定した推理小説を書いてみませんか。

しかしエスパー伊東をもちだせばどんな謎でも作れてしまうな。驚くべき短時間でホワイトボードがマジックで塗りつぶされていた謎とか、テニスラケットの大きさの窓しかない部屋で起きた密室殺人とか。すぐ犯人わかるけど。

ただし「テニスラケット〜密室殺人」の真犯人は韓国の軟体おじさんであろう。たぶんエスパーには実行不可能。(可能だとしてもすごく時間がかかる)
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夢で得たトリビア

二つのサイコロを6回ふったとき、途中でどんなにきれいに目がそろったりしても、出た目をすべて足した総計は4の倍数である

夢の中で見た本だかサイトだかに書いてあったトリビア。明らかにガセです。
「どんなにきれいに目がそろったりしても」という文章も変。何ら前フリとして機能していない。



同じところに載っていた4コマ漫画。

家族が寝静まったあと、怪しい行動をとるおとうさん

押入れをあけると、なかに泥棒が!

と思ったら実は泥棒型バッグ。なかをあけると……

おむすびを食べながら新聞を読むおとうさんの後ろ姿
キャプション「3日前のメシを食いながら読む3日前の新聞」


絵はいしいひさいち調でした。押入れに隠してある3日前のおむすびを食いながら3日前の新聞を読むのがおとうさんのひそかな夜の愉しみである、というオチなんですが、何をどうツボとして狙ったオチなのかよくわからない。
それより「泥棒型バッグ」というのは使えそうですね。バッグをひったくる泥棒はいるけど、泥棒をひったくる泥棒はいないから。
「まさか、あのときの泥棒自身がブツの入ったバッグだったとは!」というオチの推理小説を誰か書いてみませんか。
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2005年04月07日

感想は書かないほうがいいでしょう

万が一の何かのとき(狂人に監禁されて理不尽なクイズを出題されたときなど)のために、一応見るだけは見た『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』のことですが。


小劇団風のわざとらしいノリは好きでない、とだけ。
(だから「トリビア」も見ていません)
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2005年04月03日

タモリ流ラーメンの作り方

いつぞやのいいとも増刊号でタモリがラーメンを作っていて、ためしに作り方をメモしておいたんですが、なかなか自分で作る機会がないので、誰か作って食べてみてください。

《材料》
とりがらスープの素
中華スープの素
いりこだし
かつおだし
貝柱スープの素
めん(生タイプ)

めんはたっぷりの湯で表面が少し透き通る感じになるまで煮たらOKだそうです。硬め柔らかめはお好み次第で。
スープは別の鍋に沸かした適量の湯にそれぞれの材料を入れるだけ。量は目分量とか(味をみながら調節したらいいと思います)。
スープの素はスーパーなんかで売ってる缶入り練りタイプのやつを使っていました。材料はすべて、そのへんのスーパーでそろうインスタントの簡単なやつだけでOKだそうです。番組で作ってたのはそれに醤油を足して醤油ラーメンにしていました。
あとは出来たスープをどんぶりに移し、めんの湯をよく切って入れて、上に適当な具材(もやし、チャーシュー、ねぎなど)をのせたら出来上がりです。メシヤガレ。
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2005年03月11日

鶴太郎から戦艦へ

うちのあたりはテレビ視聴的にマージナルな地域にあたるので、「笑っていいとも」を正午に放映している地方局と夕方に放映している地方局が両方見られる。
で、その夕方のほうを見ていたらテレフォンショッキングのゲストが片岡鶴太郎で、絵を始めたきっかけはタモリのおかげだという話をしていた(鶴太郎が「いいとも」のレギュラーだったころ、タモリといっしょに銀座のクラブへ行き、そこの常連客だった村上豊に似顔絵の描き方を教わったことが、絵を描くのを始めた直接の契機だという話)。
話は絵から書道へとおよび、鶴太郎が言うには、書道はそれぞれの個性によって自由に書くのが楽しいのであって、個性を消してお手本通りに書くことをめざす習字のお勉強はよくない、ということであった。
それを見ていた当方は、”まあ自由に書くのは楽しいだろうけど、お手本通りに書く楽しみというのもあるのではないかなあ、たとえば戦艦のプラモデル作りなんぞはいかに本物に似せるかという楽しみでやるんだろう、そういうのが楽しいって人も世間にはいるはずだが、そういえば戦艦のプラモデルって最近もあるのかなあ、あんまり見かけない気がするなあ”と思ったのであるが、そんなことを思いながらCMの間にちょっとチャンネルを変えてみたら、別の夕方番組で、まさに戦艦のプラモデル作りにいそしんでいる人が取材されていた。ちょうどこっちが考えていたように、本物の戦艦に似せるべく写真資料などを集め、細かい部品を手作りしてやっている人であった。
こういうのをサイクロンシティというんでしたっけ?
まあサイクロンというか偶然のタイミングですが、タイミングってことそのものよりも、鶴太郎の書道の話からこっちが勝手にプラモデルの戦艦のことを考え、そしたらプラモデルの戦艦を作っている人がテレビに出てきた、という、ねじれたリンクのつながり方が面白いと思ったんです。

つまりこういうのが当方の考えるところの構造ってこと。
構成というのはそれとは違って、プラモデルや推理小説を組み立てるときに必要なもの。いっぽう、構成がなくて構造だけがあるのが夢。
夢とはすなわち構造がむきだしになったものなんですね。将来の希望のことじゃなくて寝て見るほうの夢のことですよ念のため。
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2005年02月27日

しょうもない夢を見た

夢のなかでドラクエ。フィールドを歩きながら適当なところで地面に穴を掘ってはモンスターを次々とゲット。仲間にした主なモンスターはピカチュウなど。

解題
それドラクエじゃないぞ。
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2005年02月26日

デザイン変更

デザインを改造してみました。
見づらかったら教えてください。
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2005年02月24日

夢三話

長く寝たのでずいぶん夢を見た。おぼえているのを3つほど。

われわれはサーフィンをしに砂浜にきている。目の前の海は嵐で大荒れ。僕はサーフィンなどする気はないが、横にいるクサナギツヨシが「なんでやらないの? やろうよ」とこっちをおちょくる。彼も仲間内ではヘタレのくせに、こっちはもっとヘタレなのだ(というか、やったことない)。そのうち台風がきて海がシャレにならない状態になったので、「ほら、あそこでやれよ。なんでやらないの?」と言い返してやるのだった。

これは具体的細部が曖昧。われわれは海辺で何かの仕事をしている(前の続きらしい)。相棒がいるのだが、トラブルにまきこまれ、いろいろすったんもんだのあげく、結果として相棒は警部に昇進。どこかのおっさんが謎解きをしてくれたのだが、すべては彼を警部に昇進させるために仕組まれたことだったという。普通に仕事をしていたら昇進に何年もかかってしまう。有能な彼を何年もくすぶらせておくのはもったいない。そこで今回の件を仕組んだのだ、という話。じゃあ残されたわれわれはどうなるのだ、彼がいなければ商売あがったりだとこっちが文句を言い始めたあたりで、この夢はうやむやに。なお、なぜ「警部」なのかはわからない。

世界を滅亡寸前まで陥れた人物を吊し上げてリンチにかけたところ、そいつが言うには、この悪行は自分のせいではなく、カニージャ(そいつの前に悪の親玉だったやつ)を倒した時にカニージャの何か(気とかエキスとか毒素とか種子とか、何かそんなもの)が自分の体内に入り込み、それが自分を操っていた、のだそうだ。そして悪の根源カニージャが復活するのだが、カニージャの正体は(カニ男ではなく)サソリ男なのである。演じているのは中尾彬。

解題
サーフィンのやつは、録画しておいた99サイズ(岡村がサーフィンに挑戦)を寝る前に見たせいだろう。何の関係もないチョナンカンが出てきた理由は不明だが、99サイズのゲストが工藤静香だったので、工藤静香→キムタク→SMAP→クサナギというつながりかもしれない。
最後のは、カニージャ(元アルゼンチン代表サッカー選手)引退のニュースを読んだせいと思われる。カニ男だと当たり前すぎるので、ちょっとひねってサソリ男になったのであろう。甲殻ぽいから。色は赤で、原典は明らかに仮面ライダーの怪人。中尾彬出演の理由は不明。単純に悪役ぽいからか。
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2005年02月16日

1日に固めてやるなー

今夜はぶっちゃけ99に呪怨にサッカーにNHK-FMライブビート(THE DWARVES!)に明石家電視台に昨日見逃したものしり一夜づけホラーづくし(面白いの?)にと、めちゃ忙しー! ビデオとラジカセ、フル稼働。いいのかこんなことで忙しくなってて!
というか書いとかないといっぱいあって忘れるので書いときました。
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2005年01月30日

『ABC殺人事件』(1992)

監督アンドリュー・グリーヴ、出演デビッド・スーシェ/ヒュー・フレイザー/フィリップ・ジャクソンほか。
何度も放映されているテレビのポワロシリーズの一篇ですが、また深夜にやってて見てしまいました。
『ABC殺人事件』は中学生のころ、ポワロが登場する長篇ではたしか2番目ぐらいに読んだように記憶しております。1番目は『青列車の謎』だったはず。それ以前に短篇集『ヘラクレスの冒険』を読んでいて、これが最初に読んだクリスティーの本。『ヘラクレスの冒険』と『青列車の謎』の間に、『終りなき夜に生れつく』『ゼロ時間へ』などシリーズ探偵が登場しない長篇をいくつか先に読んでいます(『ゼロ時間へ』にはバトル警視が出ますが)。
えーと、とりあえず以上です。

そういえばこれの裏でデミ・ムーア主演『陪審員』(1996)をやってて、これは前に見ましたが、裁判ミステリーかと思いきやただの通俗スリラーでがっかりしたおぼえがあります。アレック・ボールドウィン(『冷たい月を抱く女』など)が例によって例のごとくのキャラクターをやっておりました。
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2005年01月02日

なんだか無駄に忙しい

複数のテレビ局で複数の深夜映画の放映があるので、どういう組合せで見たり録画したりすれば効率がいいかパズルのように考える日々。ビデオテープを空けるため、録画したままずっと見てなかった『耳をすませば』『ハリー・ポッター』などを消化したり。ちょうどうちのほうで昨夜放映された北野武『菊次郎の夏』が、『耳をすませば』と同じく子供の夏休みを描いた映画で、前者の音楽担当の久石譲はジブリの常連でもあるので(『耳をすませば』は違うが)、妙に印象がかぶってしまった。たけしの映画の場合、岸本加世子や吉行和子のように達者な演技をする人のほうが逆に違和感があり、ろくに演技もできないたけし軍団の駄目っぷりのほうが映画に合っている。『ハリー・ポッター』は特撮の正しい使い方をした映画。これぞ特撮映画だ。ベストセラーの映画化というだけでけなしたがる卑俗な連中はほっておこう。3時間ぐらいあるから後半はちょっと飽きてくるけどね(大人が見ると)。
ついでに年末年始のここまで見た映画についていくつか。キアヌ・リーブス主演『ハートブルー』(1990)、ジャック・ニコルソン主演『ウルフ』(1994)は、何ともコメントしようがない困った映画。なんでこんな映画撮りたかったの? と思ってしまう。特に、刑事アクション+「ビッグウェンズデー」の前者は、そもそも発想が意味不明なのはおくとしても、それを強引に説得力もたせるところへもっていく力量があまりに不足というしかない。ビッグウェンズデー組のゲイリー・ビジーはサーファーではなく今回はベテラン捜査官だったが、90年代以降の映画でもなかなかいい感じで活躍している俳優だ。『ウルフ』はヒッチコックの足元の地面にめりこんでるようなスリラー映画だが、場面場面で何を見せるか明確にする最低限の基本はできているので落ち着いて見られる。いや、最低の基本にも達していない映画にここんとこよく当たっているので。
映画以外では、年明け早々、ネタ見せ番組でよゐこのコントを二つも見た。なんで?
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2004年12月28日

不安は放送時間の変動

NHKで深夜にやってる『アラン・ドロンの刑事物語』、全3話の1回目を見ただけですが、シリアスにすごくまじめに作ってあっていい感じ。リュック・ベッソンの映画が子供のごっこ遊びに見える(まあそれはそれでいいんだが。たまたま裏で『ニキータ』やってたもんで)。全部見たら具体的な感想でも書きます。

あえて難点をいえば、年とって太ったアラン・ドロンが筒井康隆に見えてしまうことか。
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2004年11月16日

カラカラ帝の逆襲

パソコンの電源が突然切れた。どうした。原因は電源ユニットかとあたりをつけてカバーを開けてみると、電源用の冷却ファンが回っていない。それで熱をもちすぎて電源が落ちたということらしい。
こりゃファン交換か、回路のほうがいかれたのならユニットごと交換しなきゃならないのかなあと思いながら電源ユニットの金属カバーを開けてみたら、ファンの羽がカバーの縁に当たって、ひっかかって止まっている。そうか、前から何かカラカラ音がしていたのはこれだったのか。
ということで、金属カバーの縁を無理やりペンチでひん曲げてファンが当たらないようにしたら直りました。作業途中にうっかり感電も経験。気をつけましょう。

カラカラいってるのはハードディスクかとずっと思っていて、そろそろ寿命か、やばいなあと考えていたけど、原因が別だとわかったのが収穫。ハードディスクはまだしばらくは持ちそう。たぶんね。
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2004年11月05日

絞り場離れ感覚

 夢の中で「絞り場離れ感覚」について書いてある本のページを見ていたのだが、そもそも「絞り場離れ感覚」とは何なのか、どうしてもわからない。それを説明した記述がどこかにあるはずなのだが、肝心の記述を文中にさがそうとすると横で誰かが関係ない話を始めたりして邪魔をする。そうこうするうちに目がさめてしまい、結局わからなかった。
 シボリバナレ感覚と夢の中では読んでいたのだが、こうして書いてみるとシボリバハナレ感覚ですね。まあ「絞り離れ感覚」でもよさそうな気がしますが。感じからすると乖離性なんとか障害とか、そういう精神病関連の用語みたいでもあるけど、そうともいいきれないかもしれない。ある種の文学的感覚のような気もする。
 絞る=集中する、と、離れる=客観視する、を同時におこなう感覚。たとえば立体裸眼視みたいなこと。ステレオグラムを見るときにやるアレです。たいてい「絵から30センチぐらいの距離で見てください」ということになってるけど、30センチ先に網膜レンズのピントを合わせたのでは図が浮かび上がってこない。距離は30センチで、ピントはもっと遠くに合わさないといけない。遠くのものを見る感じで近くのものを見る。あるいは、近くの対象を遠目のようにして見る。
 これはたとえばモネの絵やヴァージニア・ウルフの小説と似た感覚だ。限定された対象に集中しながら、なおかつ同時に突き放して眺める。いわゆる相対主義とは違う。モネの絵やウルフの小説の要諦は何よりも正確さにある。リアリズムを極限まで追求した結果が、あのモネの焦点の合っていないようなぼやけた絵だ。ウルフの小説には人物の内面がどんな心理小説よりも正確に細かく書いてある。しかしその内面は外面と切り離されて完全パッケージングされ、外に流れ出すことはない。人それぞれの内面は通じ合わない。まれに通じ合うとしたら交通事故のような偶然の衝突だけ。モネの絵に描かれた人物はまるで幽霊みたいだと批判されたことがあるが、ウルフの小説に書かれた人物についてもまったく同じ批判がなされたことがある。しかし「幽霊みたいだ」という感想は批判ではなく、まさにそれがモネやウルフの作品の本質というべきで、極限のリアリズムは幻想的なのだ。
 対象そのものを正確にとらえようとすればするほど輪郭(外界と接する面)はぼやける。輪郭をとらえようとすれば対象そのものは遠のく。では、両者を同時にとらえるには? 対象への集中感覚と距離感覚、その分裂した感覚を絶妙な位置で奇跡的にバランスさせるしかない。
 それがつまりシボリバナレ感覚だってのはどうでしょう?
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